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朝のセットが決まらないのは偶然ではない薄毛の初期症状
「今日はなんだか髪型が決まらないな」「湿気のせいかな」と、朝のスタイリング時に違和感を覚えることはありませんか。もちろん、寝癖がひどい日や天候の影響もありますが、もしその「決まらない」感覚が毎日のように続くのであれば、それは単なる偶然ではなく、薄毛が静かに進行している初期症状である可能性が高いです。多くの人が、目に見えるハゲ(地肌の露出)になって初めて焦り出しますが、実はその何年も前から、髪はセットのしにくさという形であなたに警告を発しているのです。最も分かりやすいサインは、「ボリュームが出ない」ことです。以前はワックスを揉み込めば簡単に立ち上がっていたトップの髪が、すぐにペタンと寝てしまう。スプレーで固めても時間が経つとへたってくる。これは、髪一本一本が細くなり、コシ(弾力)が失われている証拠です。AGA(男性型脱毛症)の初期段階では、毛根が弱ることで髪の内部のタンパク質密度が低下し、ふにゃふにゃとした頼りない髪質に変化していきます。本数は変わらなくても、一本が細くなるだけで全体のボリューム感は激減し、根元の立ち上がりを維持できなくなるのです。次に、「前髪の隙間」も重要なチェックポイントです。セットした直後は良くても、少し動いたり風が吹いたりすると、前髪が割れておでこが見えてしまう。いわゆる「すだれ状態」になりやすくなったと感じたら要注意です。これは生え際の髪密度が低下しているか、あるいは生え際の髪が細くなっているために、毛束としてのまとまりを維持できなくなっているサインです。無意識のうちに、前髪を厚めに下ろして隠そうとしたり、サイドの髪を持ってきてカバーしようとしたりする行動が増えていたら、あなたはすでに薄毛の進行を本能的に察知しているのかもしれません。また、「整髪料の効きが悪くなる」というのも見逃せない変化です。以前と同じワックスを使っているのに、なぜかベタついて見えたり、束感が出すぎて地肌が透けてしまったりすることはありませんか。髪が細く少なくなると、同じ量の整髪料では重すぎるのです。整髪料の油分に髪が負けてしまい、ボリュームダウンを加速させてしまいます。さらに、髪質の変化によってパーマがかかりにくくなったり、すぐに取れてしまったりすることもあります。美容師さんに「最近、髪質変わりましたね」と言われたら、それは社交辞令ではなく、プロの目から見た客観的な事実であり、重大な警告と受け取るべきです。さらに、「つむじ周辺のセットの難しさ」も挙げられます。合わせ鏡で後ろを確認したとき、つむじの渦が以前よりも大きくなっていたり、つむじ周りの髪が割れて地肌が見えやすくなっていたりしませんか。つむじは自分では見えにくい場所ですが、薄毛が進行しやすいポイントの一つです。ここが薄くなると、後頭部の絶壁感が強調され、全体のシルエットが貧相に見えてしまいます。